臆病者の謳うメメント・モリ

花田西宮の創作だったり日常だったりの一コマ一コマ

2014-09-07から1日間の記事一覧

烏の濡れ羽色の

私が見出した光。その目が嫌いだったのだ。見下すような、クズを見るような、自分がまるで全裸を見られているような屈辱と羞恥心を髣髴とさせるその目が、ウィンクスは嫌いだったのだ。服も髪も乱れ、目も当てられないような悲惨な状況の妹を見てさえ眉一つ…