臆病者の謳うメメント・モリ

花田西宮の創作だったり日常だったりの一コマ一コマ

甘くも苦く、どろどろと

私はそれでもこれを愛と呼ぼう。


言おうか言うまいか悩んだ末なのです。
これは私の小さな本音であり、また愚痴といい、それでいて私はあなたたちが好きだと言い張るのです。
私は責める気なんてさらさらない、むしろ私も同じ穴の狢であり責めることの出来る立場にないと思います。貴方がこれを読んで「私は悪くない」と言うのであれば私は笑ってそれが正しいと言います。貴方たちは何も悪いことはしておらず、これは私がたった一人で歪んだ捉え方をして嘆いているという表現が最もしっくりくるというものでしょう。
何度も繰り返しますが、これは歪んだ捉え方しか出来ない私が悪くて、貴方たちは何一つとして悪いことをしてはいないのです。この記事を読んで貴方たちは私を責めて嫌い罵る謂れはあれど、その逆は一切ないと明記させていただきます。

さて、本題に入ります。
読んで快いものではないことは確かなのですから、勿論進んで気分を害す必要はないのです。ただ私は文字に起こして今の気持ちを整理したいのです。
つまり、読むか読まないかは貴方次第であるのです。


単刀直入、CPの件です。
沢山の方と望んでその座をいただき、あるいは望まれてその座を差し上げました。私は自身の創作に魅力あるとは到底思えず、とても光栄であり幸せなことだと感謝させていただいております。
気になると言っていただければ飛び上がって喜びその子をもらっていただくことはこの上ない喜びであるのです。気になるとおこがましくも言って、その方を快くいただけたらならこれ以上ない喜びでしょう。

ここで話は変わりますが、私からこの方と組ませていただきたいと思ったCPというのは案外私と当事者の間で比較的よく話題にのぼるものとなっている気がするのです。気のせいだとは思いたいのですが、それでも振り返れば私から振ったものが多いのです。ええ、勿論そうじゃないものも多いのです。この時点でおそらく歪んだ解釈を私はしているのでしょう。謝って足るものではないとはわかっているのですが、私は最後にまとめて謝罪するでしょう。だからまずは最後まで話をさせてください。
その理由としては私が度々ネタを提供しているからではないか、と思うのですが、自惚れも多少は含まれているでしょう。
まず私は気になった方が出来た時点で私の中でこの子と組ませたらこんな感じになっていいんじゃないのか、あるいはこんな感じでもいいのではと、非常に申し訳ないのですが多少考えるのです。その上で申し込み、その妄想という願望込みで提案を行っているのです。組ませていただけるかもわからない状況でなんとおこがましいことか、なんとその方に失礼なことか!それでもそのあらかじめ用意した私の思う雰囲気で成り立ってしまうネタがあるのですから、なんと皮肉なことか。気になった時点でうちに組ませるべき者がいなければそれとなく考えまでした。断られたらどうするつもりかも今となってはその子達さえ結ばれた為にわからないではありませんか。正直に今、この話題においては罪悪感の象徴とも呼べると紹介しておきましょう。セカイはマホロバさんを、チェルシーはレイクさんを多少なりとも意識して存在していると。

それ以外で組ませていただけているCPというのは、あまり私にも把握できていないのです。
というと、私は基本誰と組ましていただいてもおそらく、長らく絡んでいれば根本的に合わない組み合わせなどないのだろうという考えから相手がこの子と組んでくれたらよいのではという意見に反対しません。複数あげていただいた場合には、お聞きした性格より乏しい想像力でいくつかのシチュエーションを考えたうえで良いと思った方を僭越ながら選ばせていただいております。ですが、私としてはそこまでで、おそらくその二人の雰囲気に関してはうちの子と組ませるにはこの子がいいんじゃないのかなと悩んだ末で推薦してくださった貴方の方が掴めていると思うのです。
いいえ、きっと私の空想力の及ばない範囲で彼らはきっと幸せにしている。そうに違いない、そう思わねば多少やりきれないものだってあるのです。
私から申し上げたにも関わらずにそのような状態になっている組だってあるはずです。私も偉そうなことなど言えないのです。ただし、私から振った話題である以上は私は一度はまだなんの関係もない時期にあさましくも思い馳せているはずですから、言っていただければそのCPに関して語りたいと思います。
きっと、皆様の意図あって選ばれた二人なら、雰囲気を掴み切れていない私の力量不足で届かない領域で幸せであると言えるのでしょう。そうであるならば私は何も言うことはありません。
ですが、ほんの片鱗でも構わないから、その世界を私に考えさせるだけのきっかけが欲しいのです。私の力量不足、あるいはひねくれた性格が全て悪いと言われればそれまでなのですが、それでも私には私今はっきりとネタを提供出来ると胸を張って言えるもの以外の幸せな絡みが、ただの一片も見えないのです。


さて、ここまでで私の言いたいことは全てです。
悪いのは全て私であり貴方ではないとわかっていながら、まるで罪をなすりつけるような言葉しか吐くことができないこの歪んだ心がおそらく私はしばらく許せないでしょう。
何も言わなくてもいいのです。見なかったことにして今までの通りに過ごしていただければ幸いです。
まるで甘えのようなこの文章が、貴方たちに考えさせて時間を割かせるような価値はないと思うのです。
甘えたがりの子供が喚いているだけですから、べつに私はこれを書いたあとにどうこうしようとは全く考えていないのです。

これ以上は書いても意味のない無駄なものになるのでしょうから、すべてを飲み込んで終わりにしましょう。
何度も繰り返した文句を言うと、貴方は悪くはないのです。ですから何も言う必要はありませんし、むしろ自分をそんな風に歪んだ色眼鏡を通して見ていた私を貶すべきなのでしょう。
そして、正直に言いますと今の私は楽しいから創作してるのではなく、やりたいから創作をしているのでしょう。ただ、それだけなのでしょう。

こんな汚い感情を抱えた私でも、私は貴方たちが大好きなのです。貴方たちの世界を愛してると言って過言ではないでしょう。


そのすべてを土足で踏み荒らした強盗犯の謝罪なんぞ、なんの価値も無いのでしょう。それでも謝らなければならないのでしょう。

本当に、ごめんなさい。